11月 21st, 2011
今も国民の多くが仏教徒であるタイの社会では、宗教的思想や習慣はしっかりと受け継がれています。それは家族という単位においても同様であり、伝統的な風習と現代的な習慣が共存しながら独自の無料出会いを作り上げています。
婚姻率(人口千人当たりの婚姻件数)は1995年に8.2から7.9へと減少、同時にこの頃から晩婚化の傾向が現れはじめます。しかし1998年の総務庁調査では、「結婚はすべき」と考える人が、フランス10.5%、日本17.6%であったのに対して、タイは56.1%。結婚年齢は上昇しましたが、非婚志向になっているというわけではないようです。
一般的にタイの完全無料出会いは「マイペンライ」(気にしない)の精神で切り抜けるものだと言われています。しかし実際には経済的に自立している女性が多いため、離婚に踏み切るケースも少なくありません。「互いに婚活がなくなれば、離婚すべきである」と考える人も多く、離婚への抵抗感は少ないようです。
1935年の家族法によって一夫多妻が制限されましたが、実質的には今も許容されたままで、社会的に寛容なところが見受けられます。婚姻により妻は夫の姓を名乗り、夫の姓を夫婦の共通姓とします。
法的・経済的な面では男性優位の社会構造ですが、例えば博士号取得者に関しては男性よりも女性が多く、国立大学学長・病院院長・銀行役員などの要職につきます。女性の労働人口は42%、都市部の20代後半から40代の女性の場合は70%を超え、結婚や育児で離職するというパターンはほとんどみられません。
家族員が比較的平等な関係にあり、個々人が独自に行動することが許される社会で、多くの女性は専業主婦化するプロセスを経ないで労働者化しています。ただし、妻の地位は夫よりも劣り背後にいて夫を支える存在であるべき、という認識は今も強く残っています。一般的に女性は男性に対して慎み深いことが期待されており、「家庭は妻が握っているが、夫をたてるのが恋人募集掲示板の妻」と言われています。
またタイのアパートには通常台所がなく、伝統的に家事労働の中で料理が外部化されてきました。夫婦共働きが多いので「男は外、女は家庭」という意識が特に高学歴・ホワイトカラー層で低く、子育ては夫婦共同で行われています。